こんにちは haaanです。
再来月から始まる
『消費税10%』伴う『軽減税率』
今まで、あんまり気にしてなかったんですが、
この違い。
『分かりにくさがハンパない』
軽減税率に翻弄されないために、調べてみたことまとめました!!
【軽減税率】って何のこと?
まず、この軽減税率の意味について説明しますね。
『令和元年、10月1日から始まる消費税10%』
基本の消費税は10%です。
これだと国民の負担が大きいのでは?
生活に必要な最低限のものの消費税の負担を軽減しよう。
そういう声で出てきた案が『軽減税率』
日常において、必要とされる『食品』
政治、経済などの情報収集として必要と考えられる『新聞』
この2つが
条件に制限がありつつも、消費税8%に軽減されることを指しています。

平成元年3%からスタートした消費税。30年で10%まで上がるなんて、一体この先どうなるのやら、、、
では、項目別に消費税がどう違うのか、比べていこうと思います。
【食品】がややこしい
基本は生活に必要とみなされて、軽減税率の対象のものが多いです。
ただ、物によって紛らわしいものがあるので、注意が必要です!!
消費税10%
*酒類(アルコール2%以上)、外食、ケータリング
料理酒やみりんなどは注意が必要。基本は『食品』扱いなので、8%と軽減税率の対象となるのですが、稀にアルコール度数が高いものが含まれていることも、、、
こちらは10%になってしまうので、これからはアルコール度数のチェックも欠かせないようになりそうですね。
消費税8%
*スーパーで買う食材、お惣菜、お弁当
*コンビニの食品、弁当
*出前
*サプリメントや美容ドリンクなど『健康補助食品』となっている場合
*アルコール入りでも度数表示の無いお菓子など
*学校給食、老人ホームなどの食事
よくある例えですが、、、
ファストフード店で食事を購入する際。店内で食べれば標準税率10%、テイクアウトすれば軽減税率の8%、ということになります。

ちなみに、、、
ケータリングと宅配の違い
たとえば、寿司職人を自宅に呼んでホームパーティ、とか。セレブで贅沢な行いであり、外食と同様に軽減税率の対象外とされています。
いっぽうで、出前や宅配については軽減税率の対象です。これは、単に飲食料品を届けるだけだから、という解釈に依るもの。注意しましょう。
【生活】は基本的に10%
娯楽施設など日常においてかかる費用、生活用品
例外はなく、全てが10%の消費税に。
現在、トイレットペーパーやおむつなどの生活必需品も10%となっており、税率軽減の対象外です。

ペットフードなんかも10%に。
【医療】も基本的には10%
もともと、保険診療の場合は医療費は非課税。
つまり税金がかかっていません。
ですが、差額ベッド代、自由診療(美容クリニックや歯科での歯の矯正など)、健康診断など消費税がかかっているものも多く存在し、こちらは軽減税率の対象外。
基本的には今まで通り、医療にかかっていた税金の全てが
10%に上がると思っていいでしょう。
具合が悪くなって、さらに税金も払わないといけないなんて、
ちょっと嫌ですが、、、
病院に必要な機材や薬も、元は病院が税金を払って、仕入れていると考えると
病院運営をするためには、致し方無いかなとも思います。
この分野でわかりにくいのは
エナジードリンクなどの健康サポート食品類。
『栄養補助食品』『医薬品』と
この表示で分かれます。
『栄養補助食品』は8%、『医薬品』は10%です。
裏に書いてある表示をしっかり確かめよう。
【新聞】は条件クリアで8%
新聞は情報を得るために大事であるとの決断だそうで、
『週2回以上の発行回数』
という条件をクリアしたもののみ税金は8%に。
子供新聞などの週1回ペースの新聞やコンビニなどで契約せずに単発で買う場合は10%の税金が取られます。

今の時代、新聞で情報を得る人は減っているのに、8%にするのが妥当なのかちょっと疑問。
それなら、その分、オムツとかの生活用品の一部を軽減税率の対象にしても良かったのではと個人的には思うところがありますねぇ、、、
【一体資産】聞いたことありますか
聞きなれない言葉ですよね。
これは
『食品+食品以外』がセット販売されているもの
を意味しています。
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例えば、、、
コーヒ豆とコーヒーメーカーのセットが5000円で売られているとします。
これは『食べ物+食べ物以外』のセットなので一体資産の対象です。
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一体資産の条件とは
*売られている価格が1万円以下
→これは上の商品だと5000円で売られているから満たしています
*仕入れ価格のうち、食品の割合が2/3以上
→これは販売元に価格を確認しないとわからないこと
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もし、コーヒ豆の原価が2000円、コーヒーメーカーも2000円なら
2000円+2000円=4000円
コーヒーの原価は全体の仕入れ価格の1/2
条件を満たしていません。
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2つの条件を満たしていれば
消費税は8%ですが、今回の場合は満たしておらず、10%の対象となるのです。

ややこしいこと極まりないですよね。
私たち消費者も大変だけど、販売側も対応するのが大変ですね。消費税に対する苦情とかも出てきそう。
【増税前・増税後】お得なのは?
この疑問、持っている方が多いと思うのですが。
基本的には
『増税後も増税前も今回においてはあまり変わらない』
と言われています。
「どうして?8%より、10%が明らかに損するじゃん!!」
私もそう思ったのですが、、、
その理由は2つ!!
【ポイント還元】
一部コンビニや中小の小売店などが主な実施場所となるようですが、
【ポイント5%還元を来年の6月まで行う店舗】
が増えるようです。
経済産業省の管轄で、対象の店舗は9月中にマップやアプリで確認できる手段が導入されるみたい!!
産業省のHPはここから飛べます↓
https://www.meti.go.jp/press/2019/08/20190830012/20190830012.html
また、ポイント還元はあくまでもキャッシュレスが対象なので。
必要であれば、対象のカードを1枚作っておくとよいでしょう。

基本的にはどこでも使えるキャッシュカード。
自分がよく買い物する店舗でポイントの還元率が多いカードを作っておくことが大事です。
1円で0.5~2ポイントなど本当に様々です。
実質、8%→10%に上がっても、5%還元されるので、
8%の今よりもお買い得なものも出てきます!!

ただし、このポイント還元を行うのは来年の6月までの9ヶ月。
この期間限定に注意しましょう!!
増税後【各種給付金】
10%に増税し、保育園の無償化制度が始まることは周知の事実だと思いますが、
そのほかにも、
車の取得税が廃止されたり、エコカーは減税の対象になったり、、、
家を購入する際にも、給金がもらえたりするようです。
今慌てて、大きい買い物をすることは止めませんが、
こういった制度を利用すれば、10%への増税後も今となるべく変わらないくらいの負担で家や車を購入することができるみたいです。
まとめ
社会保障を良くするために税金を上げることは致し方無いとは思うけれど。
今回のやり方は
かなーりわかりにくいですよね。
何においても言えること
『知っている方が得をする』
今回の消費税、税金問題は一般ピーポーの私たちにも
結構関わる大事なこと。
10月前にちらっとでも
頭に入れておくことをおススメしたいと思います。
haaan
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